会社の寿命はかつては平均30年といわれてきましたが、今は平均20年前後と年々短くなっています。そもそも、新しく起業して10年後に残っている会社は1割を切っているのが現状ですので、会社を継続していくのは至難の技です。

会社が継続できない大きな問題の一つは「売上」と「資金繰り」そして「事業継承」だと思います。他にも、様々な問題を列挙すればキリがありませんが、やはり時代の流れや環境に合わせて対応する能力が最も求められることは否定できません。

時代の潮流や変化を予測することは簡単な様で非常に困難なことでもあります。変化が始まってから対応していては到底間に合わず、いつの間にか売上が減っていって資金繰りに行き詰まる・・・といった状態に陥ってしまいます。

それを回避するためには常に5年、10年先の時代を先読みしていかなければなりません。

社会の動きというのは、ある一定の法則によって動いています。そして、現代はグローバル社会なので、国内だけでなく、世界中の動きにまで目を向けなくてはなりません。これは日常流れてくるニュースだけでは決して見えてこない部分でもあります。

JVMでは、そうした情報収集や分析を「インテリジェンス力」と呼んでいます。
このインテリジェンスを通して時代の先を読み、事前に準備していくことが先の収益を確保するためにも重要な要素となります。

また、企業は顧客や社会に貢献してこそ存在意義があるという事実がありますが、「自分たちは一体何のために存在していて、社会にどんな貢献をするのか？」という企業理念が会社の主体性と求心力の原動力となります。ですが企業理念を持っていない企業も少なくありません。

企業理念がない場合、どんな問題が起きるかというと、「事業の目的が決められない」「目標が決められない」「社員の育成が出来ない」といった問題が生じます。これはいわば、明日の飯の糧を稼ぐだけの集団になってしまう可能性もあり、このような意味でも企業理念は大切になります。（経営者の価値観が変われば企業理念が途中で変わる可能性もあります）

この企業理念や事業の目的を決定していくのは経営者であり、経営者の「価値観」になります。
JVMではこうした要素を育む学習を「人間学」、「歴史観（アイデンティティー）」の学習と呼んでいます。


ＪＶＭでは、こうした意味で「100年続く会社をつくる」をテーマに捉え、帝王学講座の提供、そして実際のコンサルティングサービスを通してお客様の抱える問題や課題の解決をサポートし、長期的な視点と短期的な視点のバランスを図りながら、持続的に収益性の高い経営の実現をサポートいたします。