「日本人が、
日本のことを知らない?」
外国人に日本のことを聞かれた時に、多くの日本人が「自国のことを何も知らない」ことに気が付くと言います。
これが今の日本の現状で、私たち日本人が、
日本人としての記憶をこのまま失うのか、それとも取り戻すことが出来るのかの瀬戸際に立っているといわれています。日本は1945年の敗戦後、GHQの占領政策によって教育内容の変更や、メディアを使った思想自体の修正を行われたのはご承知のことと思います。敗戦後占領下に置かれた7年間の習慣や自虐史観的な思想は、今なお根強く続いています。
本来、宗教ではなかった日本古来の神道でさえ、神社庁という宗教法人にされてしまい、祖先から受け継がれてきた伝統、思想、文化をわずか戦後70余年で失いかけているのです。
この状態がこのまま続くとどうなるでしょう?
自国の歴史を知らない、ルーツを知らない、自分の事が分からなくなった日本社会の行く末は、
「天皇制はいらない」「皇室の廃止」「女系天皇でもいいじゃないか」という議論が沸いたとしても、国民にはそれを考え判断する知識も材料もなく、メディアが煽る風潮に流されてしまい納得し
、最終的には国家の滅亡、日本国民の解散に繋がり、自滅の道を辿ることになります。
まさに、戦後の占領政策の狙い通りの結末です。
本当にこのまま黙っていていいのか・・・?
国民がやるしかない。
国に任せていても、良くなるどころか、悪くなる一方・・・。
中には心ある政治家もいると思いますが、敗戦後の日本は背後に必ずアメリカという国があるので、勝手には何も出来ない・・・。
そこで、国がダメなら政治と関係ない国民の、民間企業の出番だというわけです。
そして、国民、民間のリーダーは企業や地方自治体、各家庭の「経営者」です。
経営者というと、「会社経営者」というイメージがありますが、「経営」とは本来、人の営みのことを指す意味なので、家族の世帯主でも、何かしらの組織の長であれば経営者だといえます。
組織はその経営者の方針や指導、教育に最も影響されます。今の日本社会では、自ら日本の歴史や思想・文化を学ばなければ義務教育時代から社会生活に至るまでそれを十分に知る機会はほとんどありません。
日本の成り立ちが分からなければ、「自分が何者であるのか」という問いに答えられず、本当の主体性を持つことが出来ない状態に陥ってしまいます。
そして、家庭や会社、所属する組織の中で学ぶ機会やきっかけを作ってあげなければ、今の日本人は「一生自分が何者か分からないまま人生を終える」ことになってしまいます。
では、どうすればいいのか?
それは、
経営者自身が、周囲の人々にそれを学ぶ環境や機会を作ってあげるしかありません。
経営者という立場の人には、その力と、責任が同時に備わっているのです。
社会を誰か一人が変えることはできません。でも、ひとり一人が自分の持ち場で出来ることをすれば、それは大きなものになっていきます。
そのきっかけを作れるのが、経営者という立場にある人というわけです。
経営や生活の向上に、
歴史学習は必要か?
歴史を学ぶことが、個人の生活や会社の業績に直結するのか?と疑問に思う方も多いかもしれません。
率直に答えるなら、かなり
直結します。
なぜなら、理由は大きく3つあります。
①歴史を知ることで、世の中の構造が理解でき、先手を打った対策が講じれます。経営者であれば新たなビジネスチャンスを事前に察知したり、逆に危機対策もできるようになります。個人の生活も同様です。
②人間の価値観は学習によって向上するので、知識や思考力が高まり、創造力の幅が広がります。新しい商品やサービスの開発などの創造性にも直結します。
③歴史を学ぶことは、自分自身の成り立ちを知ることです。それに気が付ければ、
企業なら「企業理念」、個人なら「人生の目的」を自分の内側から見出すことが出来ます。
何のためにこの仕事をするのか?何のために生きるのか?といった問いを明確に見出した企業や人の人生は、より充実したものになります。
このように、
実は「歴史を学ぶ」ということは、直接人の生活に直結するものなのです。これは、歴史に名を残してきた偉人達が、幼少の時からどのようなことを学習してきたかが証明しているものでもあります。
今回、無料で公開しているテキストでは、現代の成り立ちを理解するために近くは幕末・明治にどんな出来事があったのかを、教科書からでは読み取れないリアルな視点で解説しています。
そして、宇宙の仕組み、日本人の起源、神とは何か、という本質的な部分から歴史を記しています。
さらに、どうして日本人が「天孫民族」と呼ばれるかの理由と、今後の日本人が国際社会の中でどういった立場で行動すべきかの指針とその理由を記しています。
あなたがこのテキストを読み終えた時に、いかにあなた自身がこの国にとって重要な人物であるかを確認できると思います・・・。